アイキャッチ

行事報告

藤越康祝 名誉教授の叙勲伝達式が執り行われました

2022年6月30日,藤越康祝 名誉教授の令和4年春の叙勲伝達式が執り行われました.藤越名誉教授は,数理統計学の研究の発展や研究者の育成に寄与され,2021年度まで本グループにも所属されていました.伝達式では,藤越名誉教授に勲記と瑞宝中綬章の贈呈が行われ,広島大学の黒岩芳弘理学部長からお祝いの言葉が送られました.

藤越名誉教授からの授章コメント
「昭和39年に広島大学理学部を卒業以来,一貫して,統計科学分野の研究・教育と組織の充実に務めてきました.その間,統計科学分野の研究論文190編および著書20編を発表し,日本統計学会の理事長・会長を努めました.また,多くの方々からご指導も頂きました.最近,大量なデータが得られやすくなったこと等も関連し,統計科学の重要性が再認識されています.このような状況下で,瑞宝中綬章を頂き,感謝しています.」

伝達式は新型コロナウイルス感染拡大防止のため,広島大学理学部で行われました.伝達式後には,かつて藤越名誉教授が在籍していた本グループの若木宏文教授および柳原宏和教授と写真撮影を行い,グループの様子や研究についての話で盛り上がりました.

(左から)栁原教授・藤越名誉教授・若木教授

瑞宝中綬章

県内の中学生が数理統計学グループ研究室を訪問しました

2022年3月25日,学校法人福山暁の星学院中学・高等学校(広島県福山市)の教師・生徒が数理統計学グループの研究室を訪れました.
この「研究室訪問」の取り組みは,同校の教員が数理統計学グループのOBであったことから実現したもので,今回は統計学に興味・関心のある2名の中学生が広島大学理学部を訪れ,大学教員による90分間の模擬授業を受講しました.

模擬授業は,数理統計学グループの栁原先生(先進理工系科学研究科・教授)が講師となり,「クラスタリング~データサイエンスの中の数学~」というタイトルで行われました.

授業では,データをルールに従ってグループ分けすることで数字データの羅列からは一見分からない傾向を見つける「クラスタリング」という手法について扱いました.プロ野球12球団の勝率や,ゲームキャラクターの個体値などの親しみやすいデータを例に具体的な分析方法を紹介し,参加した生徒たちも実際に手を動かし自らデータ分析に挑戦しました.

また授業中には,「数学・統計学が好き」という気持ちを持ち続けていた栁原先生の研究者になるまでの道のりも併せて紹介され,栁原先生から「好きになるきっかけを見つけるためにも,いろいろな出会いを大切に積極的に色んなことを経験してほしい」というメッセージを生徒たちに送りました.

参加した生徒たちは通常よりも長い授業時間にも関わらず熱心に,時に笑いも交えながら受講し,パソコンを用いたデータ分析演習にも一生懸命取り組んでいました.

講師の栁原先生

データ分析をする生徒